Google App Engine(GAE) , Git hooks to Slack , Automatic deploy(Circle CI) , Bootstrap , Simple design , Google map , Google Calendar , Facebook Page Plugin , SSL , etc.
Director : Tetsuya Onuki
Google App Engineまわりのセッティング。依頼主との打ち合わせ、要件とりまとめ
Engineer : Shinji Yamada
Git hooks to Slack.Automatic deploy(Circle CI) バック業務
Designer : Shinobu Minabe
ワイヤーフレーム作成、サイトデザインとコーディング。イベント撮影
『イロ降る海デ』の開催お疲れ様でした。
何だかあっという間に年末になってしまいましたが、イベントが終わった後はまだ忙しかったりしますか?
その節はありがとうございました。
そうですね、イベントに協賛してくださったスポンサーさんへのお礼の絵を描くのに時間がかかっちゃってますね。
もしかして、一点一点違う絵を描き起こしているんですか?
はい。計8枚です。
これをすべて配り終わった次点でやっとイベント終了になりますね。
それは大変だ...
Minabe:『イロ降る海デ』の開催場所となった茅ヶ崎のMar-Vista Garden(マーヴィスタ ガーデン)ですが、以前から気になっていたので足を運ぶいいきっかけになりました。ありがとうございます。
一度お店に入ってしまえば、スタッフさんもフレンドリーでいいですよね。
西海岸チックな雰囲気も相まって、ても居心地がよかったです。
ところで、tomioさんはなぜ茅ヶ崎に移住してきたのですか?やはりサーフィンですか?
サーフィンの絵を描くのに、ここら辺のサーフカルチャー発祥の地ってどんな感じなのか気になって移住してきました。茅ヶ崎は、横ノリ文化(サーフィン、スケボー、音楽)があって、両方好きな人間には楽しくて居心地のいい街ですね。
言われてみると確かに茅ヶ崎には横ノリ文化がありますね。
とにかく海が好き?
はい、ずっと海に意識がいっちゃってます(笑)
そういえば、今回のご依頼のパイプ役となった、ちがぎるメンバーのぬきぽん(Onuki)とはどういう繋がりなんですか?
ぬきちゃん(Onuki)とは、たまに手伝いに行ってる後藤ガーデンという植木屋さん繋がりですね。ここの親方さんがサーフィンをしてて、サーフショップで植木屋の手伝いをしてくれる人を探してて、、、そこで出会いました。
たまに後藤ガーデンさんの仕事の前に、親方さんと一緒に海に入ったりしてますよ。
Onuki:三人で入ったことないね。(笑)
あ、そういえばまだないね。(笑)
Minabe:ゆるい会話ですねー。でも、そのゆるさが茅ヶ崎っぽくていいですね。
茅ヶ崎大好き!
茅ヶ崎、住みやすいですしね。移住者にもフレンドリーだし。
こっちに来る前は、茅ヶ崎ってもうちょっとシュッとした街なのかなと思っていたけど、いい具合のローカル加減で、お店はあるけど変に開発されてなくて、ド派手なビルやかたっくるしいビルがいっぱい建ってるわけでもない。雰囲気が変に壊れてないんですよね。古民家も残ってるし。
Minabe:確かに、古民家がちらほら残っていますよね。散歩するのがちょっと楽しいです。
隣の平塚や藤沢とはまた違った人種がいる街でもありますね。
朝から海に入る暮らしができるのが、茅ヶ崎のライフスタイルの醍醐味だなと思います。
海に行くと富士山も見えていいですよね。日本一の山だし、こっちの人は見慣れちゃってるかもしれないけど。遠くから見る富士山、きれいです。
茅ヶ崎ならではの富士山がある風景ってありますよね。
話を戻しますが、ホームページを作ったことでいいことってありましたか?
現在はSNSがトレンドですが、誰もがチェックできるHPがあるのとないのとでは、だいぶ違ったと思います。
お役に立てて嬉しいです。
SNSで思い出しましたが、イベント期間中とその前のtomioさんのSNSでの情報発信、すごい勢いでしたよね。フライヤー関連の制作もお一人でこなしていて、倒れるんじゃないかと軽く心配していました。終わった後に知恵熱だしませんでした?(笑)
実は、終わる前に体調を崩して未だに引きずってます(笑)
あぁやっぱり...
とにかく、スポンサーさんたちの告知しなくちゃというのがひしひしと伝わってきました。
これだけの人が動いてくれているのに、自分が何もしないのはダメだろうと思ったんです。
今回はKAO KAO PANDAさんと一緒にやるということで、ボク的にも違うことをやりたかったし、彼女としても普段やってないことをボクとするということで何かできたらな、というのがあって。
今回スポンサーさんの協力を得ることができて、お金をもらってがんばったね、だけでは終われないと思ったし、何かのきっかけ作りにしないとなという責任感に近いものがあったから、自分も全力で絵以外のこともやらなくちゃって思って。今思うと、絶対一人だけのイベントではやらなかったと思う。
自分は、絵だけを描いている変わった人だけんで済まされるのも違うと思うので、今回のイベントでメールの書き方とかも頑張りました。ホント、ビジネスマナーとか知らないので。(笑)
メールの文面まったく問題ありませんでしたよ。
むしろ、ちがぎるに対して真摯に向き合ってくださっているのが伝わるメールでしたよ。
ならよかった。何も知らないなりに、ちゃんとやらなくちゃと思ってメール打っていました。
逆にそれがアーティストっぽくないと言われてしまうかもしれないけど、人付き合いはデタラメにやりたくないから、ゆるいところはゆるいですが、カチっとするところはカチッと、けじめをつけたいですね。
Minabe:茅ヶ崎だから、そんなにカチコチしなくてもいいと思います。(あくまで個人の感想です 笑)
Onuki:まぁ、とみちゃんはすべてがカチコチというのはムリでしょ!
できますよ!ボク真面目ですからっ。ただ、茅ヶ崎は硬い人たちばっかりになってほしくないですね。
サーフブランドを着るとか、いろんな服装をしても許容できる街であり続けてほしいですね。
茅ヶ崎っていろいろな人がいるからなのか、イベントが頻繁に開催されているように思います。
茅ヶ崎はカルチャーを作りやすい街でもあるから、誰か楽しいことやってるな、じゃー俺も参加する、あいつら参加させようぜ、ってなって最終的にひとつのイベントとして形になっていく。それも月日とともに、次から次へと新しいもイベントが生まれていく。
あ、茅ヶ崎イベントの実績アーカイブサイトがあったら楽しそうですよね。
茅ヶ崎ってこんなにいろんなことをやってるんだって一発でわかるような。
facebookではお友達の範囲内で情報がぐるぐるまわるだけで、せっかくの情報が他の人に届かないから、HPがあるといいですね。
いいかもしれないですね。
SNSだけではなく、HPと両方を上手に使うといいですね。
次にイベントのサイトを作るとしたら、どんな機能を入れたいとかありますか?
リアルタイム配信がしたいですね。
ライブ配信がやりやすくなってきたから、オフィシャルのホームページを開けば、今実際にやっているライブが観れたり、KAO KAO PANDAさんのワークショップシーンが観れたりすると楽しいですね。
Yamada:Ustreamを埋め込めば、垂れ流しで配信できますよ。
そうなんですね。でも、動画観て満足されちゃったら困るなぁ(笑)
PCで見るのと実物とでは違うので、動画は足を運んでもらうきっかけになればいいと思います。
Mar-Vista Gardenのように空間や人の空気感を感じてもらえたらいいですね。
店内を歩き回って撮影した動画をアップしても楽しかったかもしれないですね。
Yamada:360度カメラを使ったら楽しかったかもしれない。
終わった後にあれすればよかったなって出てきますよね(笑)
ですね(笑)
インスタでも似たようなのありますよね。やればよかったな。
最小限で最大限の力を出したいですね。って、なんかビジネスマンみたいだ。(笑)
tomioさんらしくないですね(笑)
さて、2017年のご予定は?
2017年は、子供チャリティーを絡めたイベントをしたいなと考えてます。
いろんな人といろんなものを出して、還元したい。アートを私利私欲の道具にしようとは思ってないので、いろんな人とやってよかったね、と言えるアートイベントをやりたいです。
アートって内面に何かを届けるものだと思っていて、お金で買える幸せもあるけれど、それは違う人に任せたいんです。
近い将来のビジョンとしては、ミュージシャンの全国ツアーみたいな感じで、絵の展示の全国ツアーをやりたいですね。
地方のアーティストとコラボしてみたいんです。再来年くらいには実現したいなぁ。
大きな構想ですね。
それにしてもtomioさんアクティブですよね。
ボクはわりと動く方なのですが、そうではないアーティストも沢山います。ボクは地方でおもしろい活動をしている人がいるのでそういう人に光が当たるようにしたい。都内のアーティストはチャンスが多いけど、地方のアーティストはチャンスが少ないんです。だから、自分がパイプ役やきっかけ役になれればいいですね。
ご自分のことというよりも、アート界全体を考えてらっしゃるんですね。
ずっと言っていることなんですが、アート界の底上げをしたいですね。山奥に住んでこっそり絵を描いているけどちゃんと食っていけてるよ、という絵描きさんが出てきてもおもしろいと思う。
いいものを作っている人にちゃんとスポットが当たるようにしたいのですね。
絵描きが認知されているのは世界的にみてもごく一部だと思うんです。絵は金持ちが収集するだけのものではなく、もっと身近なものになって欲しい。
部屋の壁に飾る文化がもっともっと広がるといいですね。
絵は音楽のようにどーんと影響を与えるというよりは、じわじわ影響を与えるもの。もっと気軽に部屋に飾って欲しいですね。絵画収集にハマってもいいんですよ。一回パーマをあてるのを休む替わりに絵を買うとかね。
そう考えると、絵を買うハードルが少し下がりますね。
最後に、ちがぎるへのメッセージがありましたらお願いします。
ちがぎるは、カジュアルにデジタルな部分で協力してくれる団体だと思います。
スタンスや運営など手探りなことも多いと思いますが、どうやって大きくなっていくのか気になります。みんなで力を合わせていけば、よりよいものができるのではないでしょうか?ぶっちゃけいろんなことできるでしょう!きっと、すごくおもしろい集団になっていく。期待しています。
お互いにがんばっていきましょう!
tomioさん、今回はご依頼ありがとうございました!